真空状態では水の沸点が低下するため、低温で水分を蒸発させることができます。装置本体に投入された汚泥や残渣などは、伝熱効果を高めるためのインペラーにより攪拌しれながら加熱された装置内面と接触し、効率良く乾燥が行われます。熱エネルギーをあまり必要としないため、低コストで乾燥できます。
乾燥後の対象物は成分変化が少ないため肥・飼料の 原料として、販売も可能です。 ※乾燥品の成分分析結果次第では、地域限定で買い取り業者の斡旋も行います。
10mまでの装置は『廃棄物処理法』の規制を受けないため届け出の必要がありません。
水分85%の汚泥は、乾燥することにより重量・体積共に20%以下になりますので廃棄物として処理する場合も経費の大幅削減が出来ます。
バッチ式のため、投入と排出時以外は無人運転ができますので人手がかかりません。
密閉された真空状態で運転を行いますので、臭気が外部に漏れることがありません。
真空状態で乾燥を行うため効率が良く、使用する燃料が僅かで済みます。
構造がシンプルな上、周辺機器も少ないため故障が少なくメンテナンスの手間が掛かりません。
[対象]脱水汚泥、生ゴミ、食品残渣、水産加工残渣、スラッジ、茶滓、コーヒー滓など。
[処理量]最小1㎥ / バッチから日量最大10㎥/ バッチ
[熱源]蒸気、温水(コージェネレーションの廃熱など)
※ 真空乾燥機のテスト機を完備しております。お気軽にお問合せください。